抜け毛の原因は病気かも?女性が知っておきたい脱毛症と疾患の種類

「急に抜け毛が増えた」
「これって何かの病気のサイン?」
「普通の抜け毛と病気による抜け毛の違いがわからない」
こうした不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
大阪市鶴見区の女性専用 育毛・美髪サロン「hitotema salon」では、「抜け毛が増えてきたけど何が原因なのかわからない」というご相談をよくいただきます。
抜け毛の原因はさまざまで、生活習慣やストレスによるものもあれば、体の病気がサインとして現れているケースもあります。
この記事では、抜け毛に関係する脱毛症と体の疾患の種類・それぞれの特徴・女性が特に知っておきたいポイントをわかりやすくまとめます。
目次
まず確認!正常な抜け毛の本数と見分け方

髪の毛には「ヘアサイクル(毛周期)」という生え変わりのサイクルがあり、成長期・退行期・休止期を繰り返して自然に抜け落ちます。健康な人でも1日50〜100本程度の抜け毛は自然な範囲です。
シャンプー時の抜け毛は1日の抜け毛全体の約4〜6割を占めるため、洗髪時に多く抜けても必ずしも異常ではありません。ただし次のような状態が続く場合は注意が必要です。
・1日100本以上の抜け毛が数週間続く
・細くて短い抜け毛が急増した
・円形や楕円形に髪が抜けた部分がある
・地肌が透けて見える範囲が広がってきた
・抜け毛以外にも倦怠感やめまいなど体調の変化がある
——これらのサインが出たら早めに対処することをおすすめします。
抜け毛に関係する脱毛症の種類

抜け毛が増えている場合、まず考えられるのが脱毛症です。女性に関係する主な脱毛症を一覧で確認しましょう。

「私かも!?」と思う症状はありますか?
| 脱毛症の種類 | 発症しやすい人 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| FAGA・FPHL | 40代以降の女性に多い | 頭頂部・分け目・前髪が全体的に薄くなる |
| びまん性脱毛症 | 40〜50代女性に多い | 頭部全体のボリュームが均一に落ちる |
| 円形脱毛症 | 年齢・性別を問わず | 円形・楕円形の脱毛斑ができる |
| 粃糠性脱毛症 | 年齢を問わず | 大量のフケを伴い毛穴が詰まる |
| 脂漏性脱毛症 | 10〜40代に多い | 頭皮のベタつき・フケ・かゆみを伴う |
| 分娩後脱毛症 | 出産後の女性 | 産後3か月頃から抜け毛が急増 |
| 牽引性脱毛症 | 女性に多い | 力が加わる部分のみ薄毛になる |
| 薬剤性脱毛症 | 年齢・性別を問わず | 薬の使用開始から1〜3週間で急増 |
① FAGA(女性男性型脱毛症)・FPHL
女性特有の薄毛症状をFAGA(またはFPHL)と呼びます。
更年期以降に女性ホルモンが減少し相対的に男性ホルモンの影響が強まることが主な原因ですが、遺伝・栄養不足・ストレスなど複数の要因が絡み合っています。
頭頂部・分け目・前髪から全体的に薄くなるパターンが多く、進行性のため早めのケアが重要です。
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② びまん性脱毛症
頭部全体の髪密度が低下し、全体的にボリュームが落ちていくのが特徴です。
FAGAとほぼ同義で使われることも多く、女性に特に多い脱毛症です。
「以前より髪が細くなった」「ドライヤーで乾くのが早くなった」という変化が初期サインになることがあります。ホルモンバランスの変化・栄養不足・ストレス・誤ったヘアケアが主な原因です。
③ 円形脱毛症
頭皮の一部が円形または楕円形に抜け落ちるのが特徴です。
免疫システムが誤って自分の毛包を攻撃することで起こると考えられていますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。脱毛斑が1か所の単発型・複数か所の多発型・頭全体に広がる全頭型・全身の毛が抜ける汎発型に分類されます。
軽度であれば自然に回復することもありますが、再発を繰り返しやすいのが特徴です。
④ 粃糠性脱毛症
フケが毛穴を塞いで炎症が起き、髪の成長が阻害されることで抜け毛が増える脱毛症です。
強いかゆみを伴うこともあります。ストレス・アレルギー・頭皮の不衛生などが主な原因で、正しいシャンプーと頭皮環境の改善が対処の基本になります。
⑤ 脂漏性脱毛症
皮脂が過剰に分泌されることで頭皮環境が悪化し、抜け毛が増える脱毛症です。
脂性のベタついたフケが特徴で、頭皮の赤みや炎症を伴うことがあります。脂っこい食事・睡眠不足・ストレスが原因になりやすく、生活習慣の見直しと頭皮ケアが有効です。
⑥ 分娩後脱毛症(産後脱毛)
妊娠中は女性ホルモンが増加して髪が抜けにくくなりますが、出産後にホルモンが急激に減少し、溜まっていた髪が一気に抜け落ちます。
産後3〜6か月頃がピークで、多くの場合1年以内に自然回復します。
ただし睡眠不足・栄養不足・育児ストレスが重なると回復が遅れることがあります。
⑦ 牽引性脱毛症
毎日同じ場所で髪を強く結ぶ・きつい編み込みやポニーテールを続けるなど、物理的なダメージが毛根に蓄積することで起こる脱毛症です。
生え際や分け目に薄毛として現れやすく、ヘアスタイルを変えることが最も効果的な改善策です。
⑧ 薬剤性脱毛症
抗がん剤をはじめ、一部の抗てんかん薬・抗凝固薬・高コレステロール血症治療薬などの副作用で抜け毛が増えることがあります。服用中の薬がある場合は自己判断せずに、かかりつけ医または薬剤師に相談しましょう。
抜け毛を伴う体の病気
抜け毛が増えている場合、体の病気が隠れているケースもあります。
抜け毛以外にも体調の変化がある場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。
| 病気の種類 | 発症しやすい人 | 脱毛以外の主な症状 |
|---|---|---|
| 鉄欠乏性貧血 | 女性に多い | 倦怠感・立ちくらみ・動悸・めまい |
| 甲状腺疾患 | 20〜50代女性に多い | 倦怠感・体重変化・むくみ・動悸 |
| 膠原病 | 20〜50代女性に多い | 発熱・関節痛・皮膚・内臓の炎症 |
| 梅毒 | 20〜30代・性別を問わず | 潰瘍・発疹・リンパ節の腫れ |
| コロナ後遺症 | 年齢・性別を問わず | 感染後2〜3か月頃に抜け毛が増える |
① 鉄欠乏性貧血
血液中の鉄分が不足すると、髪の成長に必要な酸素や栄養が毛根に届かなくなり抜け毛が増えます。
女性は月経による鉄分の損失が多いため「かくれ貧血」のケースも多く、本人が気づかないまま抜け毛が増えていることがあります。
びまん性脱毛症の原因になることも知られており、鉄剤の服用や食事の見直しで改善が期待できます。
② 甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病など)
甲状腺ホルモンには細胞の代謝を正常に保つはたらきがあり、分泌量に異常が起きると髪の成長も妨げられます。
20〜50代の女性に多く(男女比は約1:9)、円形脱毛症との合併率が高いことも知られています。
倦怠感・体重変化・むくみなど抜け毛以外の体調変化も合わせて確認し、気になる場合は甲状腺の検査も検討しましょう。
③ 膠原病
免疫システムの異常によって血管・皮膚・筋肉・関節などに炎症が起こる疾患の総称です。
全身性エリテマトーデス・関節性リウマチ・全身性強皮症などが代表的で、20〜50代の女性に多い疾患です(男女比は約1:13〜16)。
脱毛は局所的なものから全体のボリュームダウンまでさまざまで、膠原病の治療が順調に進めば徐々に改善するケースが多いです。
④ 梅毒
梅毒は性感染症の一種ですが、感染から約5か月後に頭皮への症状として脱毛が現れることがあります。
症状が一時的に消えることがありますが自然治癒ではないため、疑いがある場合は必ず医療機関を受診してください。
早期治療で完治が可能ですが、放置すると脳や心臓に影響が及ぶこともあります。
⑤ 新型コロナウイルス感染症の後遺症
コロナウイルス感染後の後遺症として脱毛を訴える方が増えています。
感染後2〜3か月頃に発現しやすく、男性より女性に多く見られます。
はっきりとした原因や確立した治療法はまだありませんが、栄養バランスのよい食事と質のよい睡眠が予防的なケアとして有効とされています。
「コロナにかかってから、明らかに抜け毛が増えた」——そんなご相談が増えています
コロナ禍以降、サロンにご来店されるお客様から「コロナにかかってから抜け毛が増えた」というご相談が増えました。頭皮の状態を確認すると、全体的にボリュームが落ちているケースが多い印象です。
罹患後の体への負担・免疫の乱れ・体力の低下・回復期のストレスや栄養不足など、複合的な要因が頭皮環境にも影響を与えていると考えられます。
こうしたお客様の多くは、来店後に頭皮環境を整えるケアを続けることで、数か月で抜け毛が落ち着いてきたとおっしゃっています。
サロンの現場から感じること
コロナ罹患後の抜け毛は、体全体の回復と連動していることが多いと現場で感じています。
ただし、「コロナのせいだから仕方ない」と放置してしまうと、頭皮環境の悪化がそのまま定着してしまうケースもあります。
罹患後の抜け毛は一時的なものである場合がほとんどですが、3か月以上改善が見られない場合は、コロナ以外の要因も重なっている可能性があります。
「体が回復してきたのに、抜け毛だけが戻らない気がする」と感じている方は、一度頭皮の状態を確認してみることをおすすめしています。
まず今の状態を知ることが、適切なケアへの第一歩だと現場で日々感じています。
女性の抜け毛と
更年期の関係
40〜50代の女性に特に多いのが、更年期によるホルモン変化に伴う抜け毛の増加です。
卵巣機能が低下してエストロゲン・プロゲステロンの分泌が減少すると、頭皮の血行不良やヘアサイクルの乱れが起こり、抜け毛が増えやすくなります。
更年期による抜け毛はFAGAやびまん性脱毛症の発症・進行と重なりやすいため、「年齢のせいかな」と放置せずに早めにケアを始めることが大切です。
食事・睡眠・ストレスケアの見直しと合わせて、頭皮環境を整えるケアを積み重ねることが改善への近道になります。
抜け毛が増えたときの
対処法


ホームケアは継続が大事です。いきなり全てをこなすのではなく、継続できる範囲から始めましょうね!
まず取り組みたいのが生活習慣の見直しです。たんぱく質・鉄分・亜鉛・ビタミンB群を意識した食事・毎日6〜8時間の睡眠・適度な運動が抜け毛改善の土台になります。女性は特に鉄分が不足しやすいため意識的に補うことが大切です。
次に正しい頭皮ケアの実践です。
低刺激なシャンプーで指の腹を使ってやさしく沢山の泡で洗い、すすぎは丁寧に洗いの時間の倍以上かけて行いましょう。洗髪後は自然乾燥を避けドライヤーで根元からしっかり乾かします。頭皮マッサージも血行促進に有効です。
抜け毛以外にも倦怠感・体重変化・立ちくらみ・発熱など体調の変化がある場合は、皮膚科・内科・婦人科などへの受診をおすすめします。病気が原因の抜け毛は病気の治療が最優先です。
病気が原因でない場合でも、自分の頭皮の状態を専門家に確認してもらうことが改善への近道です。hitotema salonでは薬を使わないケアを軸に頭皮の状態に合わせたアプローチをご提案しています。
気になる場合は医療機関への相談と並行して、頭皮ケアも取り入れることで改善をサポートできます。
よくある質問
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ストレスで抜け毛が増える病気はありますか?
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ストレスが直接的に引き起こす脱毛症という病気はありませんが、過度なストレスで自律神経が乱れると頭皮への血流が低下し抜け毛が増えることがあります。
また円形脱毛症の発症にはストレスが関与していると考えられています。
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病気による抜け毛は治りますか?
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病気の種類によって異なります。
産後脱毛・鉄欠乏性貧血・甲状腺疾患・梅毒などは原因となる病気が改善すれば抜け毛も落ち着くケースが多いです。FAGAや円形脱毛症は継続的なケアが必要ですが、早めに対処することで進行を遅らせることが期待できます。
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薬を使わずに抜け毛を改善できますか?
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生活習慣が原因の抜け毛は、食事・睡眠・正しいヘアケア・ストレスケアの積み重ねで改善が期待できます。
hitotema salonでも薬を使わない頭皮ケアを軸に、一人ひとりの状態に合わせたケアをご提案しています。
抜け毛・薄毛の原因についてまとめると
抜け毛の原因は脱毛症(FAGA・びまん性・円形・脂漏性など)から体の病気(貧血・甲状腺疾患・膠原病・梅毒など)まで実にさまざまです。自己判断するのは難しく、体調の変化も合わせて確認することが大切です。
体の病気が疑われる場合は医療機関への受診を最優先に。生活習慣が原因の場合は、日々の食事・睡眠・正しいヘアケアの積み重ねが頭皮環境を整える近道です。
hitotema salonでは「薬を使わず安心ケアができる」という方向性を大切にしながら、医療機関への相談も視野に入れながら一人ひとりの頭皮に向き合い続けています。
抜け毛・薄毛でお悩みの方は、hitotema salonへご相談ください
「抜け毛が増えてきたけど病気なのか生活習慣なのかわからない」
「更年期になってから急に薄くなってきた気がする」
「薬を使わず、安心できるケアで改善したい」
こうしたお悩みをお持ちの方も、まずはLINEでお気軽にご相談ください。
hitotema salonオーナー 中尾沙織について
【実績】
✔ 美容師として延べ1,000名以上の女性の頭髪のお悩みに対応
✔ 頭皮洗浄・育毛ケア実績20年以上
✔ 3〜6ヶ月でボリューム改善を実感されたお客様多数
✔ 分け目・つむじなどの改善症例多数
✔ 育毛施術に関する講師活動・頭皮セミナーを実施
【受賞歴・出演・講師活動】
✔ HSカットコンテスト ゴールドプライズ1位受賞(2010年)ほか受賞多数
✔ 表参道コレクション出演(2006年)
✔ IMAインターナショナルモードコンテスト 奨励賞(2012年・2014年)
✔ milbonフォトコンテスト milbon賞受賞(2014年)
✔ 育毛施術に関する講師活動実施(2024年)
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